島根県の沖合、隠岐諸島の離島で住む私ですが、住んでいる島には産院がないため、島で出産ができない。本土で産むしかない。
本土で産む場合、選択肢は二つ。自分の実家出産、もしくは島根県の県庁所在地である松江で出産。
離島の出産事情はこちら。離島の隠岐で出産できるのか?
私は実家にお世話になりたくなかった(なれない)ため、松江出産を選択しました。
町からでる補助
私が住んでいる海士町は下記のような補助がでるので、ホテル生活でもそんなに費用がかかりません。
①レインボープラザ利用時:助成額は2,000円
②その他の宿泊施設を利用時
(妊娠36週以降の妊産婦が宿泊施設を利用した時):助成額は2,000円
(松江市内で出産する場合は、レインボープラザの利用を優先)
シンプルに言えば、レインボープラザホテルを利用した場合、1泊1,000円。安い!
レインボープラザホテル スペック
レインボープラザホテルとは松江にあるホテルですが、隠岐広域連合の施設なので、隠岐の住人が宿泊する場合でも割引があります。
確か、洋室と和室が選べたような気がしますが、迷わず洋室にしたため、和室の詳細はわかりません。
はい!ここから情報ばっかりです。
まずは、私が泊まる前に一番欲していた間取り。
部屋はこんな感じ。
以下スペック
・部屋12畳ぐらい。ベッド2つ、ベッドと同じ高さのたたみ2畳。これが便利。 意外と広々した部屋だからストレスフリー。
・キッチン、切れるスペースがあるから良い方。レンジ、冷蔵庫、ポット、炊飯器付き。冷蔵庫2段に分かれてる。
・バスタオル、タオル、シャンプー、歯ブラシなし。ティッシュなし。ドライヤーあり。トイレットペーパーあり。
・ミニクローゼット付き。服は一式しまえる。
・室内は靴を脱ぐ仕様。
・食器、調理器具はレンタル可能 一式1日100円(詳細写真)
私はスプーン、フォーク、はし、コップ、トレイ、包丁、まな板は持参してみた。果物食べたりで、簡単なことしかしてないので、借りずに過ごせている。
・洗濯干すの、でっかいの貸してくれる。無料 。長期旅行のとき持っていく洗濯ばさみとひも一式持ってきちゃったよ。
・洗濯機、妊婦用に同じ階に設置。120分200円。
・Wi-Fi なし。これはイタい(今はWi-Fiありみたい!)
→隣のコメダ珈琲店で飛んでた!駅のスタバまで行く必要なし
→教えてもらったカフェ「たちよりキッチン」にも飛んでいた。 快適で長時間いてしまった。
・買い物 近くに24時間営業のイオンがある
・余暇 ランチやお茶はもちろんですが、近くにゲオがあるのでPC持ってきたから借りて映画と漫画を見まくってて、なんだか40歳でこの生活どうよって思う日々
・追加でだれか泊まる場合は一人当たり3000円
・部屋のクリーニングは依頼すれば3日1回はしてもらえる
出産がはじまって入院してからの付き添いの宿泊など 。
例えば、12日入院の場合、14日10時までにチェックアウトすると、この期間はまだ補助がきき 1泊1,000円で可能。
引き続きつきそいで宿泊の場合は5泊以上で1泊3000円/一人あたり。
さらに、紙である情報
松江待機予定の妊婦さん、参考にしてください。
私がこれを書いた訳
出産前に、自分が一ヶ月以上滞在する予定のホテルの詳細が全くなかったんです。ネットに。
当時ホテルのサイトを見ても、滞在する部屋の詳細が掲載されていない。
松江で同じように出産したママさんに聞いて、キッチン付きの部屋に泊まれることや、事前にホテルに聞いて調理器具の貸し出しがあることはわかったのですが、このネットでなんでもわかる時代になんとも断片的。
なんでもネットで検索して調べ上げるくせがついてしまった私には、「いったいどんな部屋で一ヶ月も泊まるの??」と、もうそれはドキドキでした。
で、これは書いておこうと思った訳です。
松江滞在生活の感想
快適でした。
ワンルーム生活はベッド・キッチン・トイレ・お風呂、すべてがすぐそこにある。すべて近くで済ますことができて素晴らしかったのだ!
19歳から10年以上コンパクト生活していたのを思い出した。夫といっしょに住みはじめたら、一軒家の2階ありとかですべてが遠くなったんだよな。島の家も一軒家。
久しぶりの一人暮らし。ある妊婦さんと海士町で話していて、松江で一人ホテル待機、寂しい、心細かった と聞いて、そう感じる人もいるんだ!と驚きました。
私は二週間で出産になったので、少し足りないなと思うぐらいでしたが、普段島の生活が「ないものはない」すぎるので、日に日に食べたいものをふらふらと食べりしました。
さすがに身重なので、思った以上には動けなかったりで、やりたいことの半分ぐらいで、あとはゴロゴロしてましたが…。