不便さを言い出すときりがないのだが、想定内の代表的なものと、想定外のものをここで。
コンビニがないとかスーパーがないとか100金がないとかは、まあそんなに不便でもないので。
買い物事情はこちらから。 離島の買の物事情。料理が好きでなくても料理をする訳
[想定内]物価が高い
これはしょうがない。本土からフェリーに乗せて輸入してくるのだ。納豆や牛乳・チーズなど日常の生活品が割高だ。安いのは島で採れた魚介類だろうか。
そういえば、沖縄の西表島の小さな商店でもきゅうりやチーズがとても高かった記憶がある。
物価高を痛感するのは、なにも生活用品だけではない。
生活インフラも高いのだ。私が住んでいる海士町の場合、上下水道代は家族が増えるごとに3000円増えていくので、今は7000円強だ。高知の山奥では520円だったのに!電気やガス代も若干高い。
ガソリンは島(町)によって補助があるかないかで金額が若干違ってくる。
本土から比べると、リッター20円ぐらいは高い。もちろん灯油も高い。
おかげで、娘が生まれて若干高めのオイシックスを始めた。お肉や冷凍食品などは島価格と同じ価格帯のような気がして、それなら安全そうなのオイシックスを買おうと、続けている。
[想定内]船が止まる
隠岐の場合、欠航しても2日ぐらいで、3日目には船がでる。
噂では、2日欠航すると3日目には隠岐汽船が本気をだすので船がでるそうだ。笑
伊豆七島や小笠原はもっと欠航が続くらしいのでそれを思うと全然ましである。
欠航するとなにが困るのか。
日常の生活品はある程度貯めているので、2日程度欠航して商店の棚が空になろうと、問題はない。問題は本土の行き帰りだ。
出張だったり、旅行だったりの予定が狂うのだ。
例えば、明日から旅行の予定だけど船が欠航しそうだと予定の前日から島を出なくていけない。帰りも同じで欠航すると帰れないので、帰島予定の翌日にしか帰れない。
それでも、島にはそれでまかり通るおおらかさがある。島ではあたりまえなのだ。
仕事場でも「しょうがないね、行ってきなよ」という感じであった。自然に抗わない方針だ。いや、どうにもこうにも抗えない。
なので、風情報ではなく波情報から目が離せない。波情報、赤い!ひー!という感じ。
という私は、めったに本土に出ないのでたいして不便を感じない。
それでも、一度欠航が多い2月に長期の海外に行くことがあった。
米子空港始発の飛行機だったため前日から本土に行く予定だったが、その日が欠航しそうだったので、さらに前日に島を出なくてはいけない状況になった。
午前中仕事をしていたのに急遽午後から本土にでた。前泊一泊のつもりが二泊になってしまった。
予定した日が欠航になったからよかった〜と言えるものの、もし欠航しなかったらちょっとくやしい。
でも、波を読み誤った知人は、私と同じ日に島を出る予定だったけど、前日に出なかったため島から出られず、チャーター便(「たて船」という)を手配したらしい。
本当に必要であれば、チャーター便もある。10万円ぐらいだったので乗り合わせしたら安くつく。
[想定外]ネットで買うとき離島料金がかかることがある
私が僻地に住めるのはネットがあるからだ。これは間違いない。
高知の山奥でも離島でもネットがあるから気にせず住めた。
しかし、離島というやつは送料に離島料金がかかってくる。これは買い物するたびに送料とにらめっこでとてもめんどくさい。
私はアマゾンが本しか売っていないときから、楽天を利用していた楽天ユーザーなので、楽天の店ごとに送料の設定が違っていてチェックするのがめんどくさいのなんの。
また「離島料金がかかる場合があります」という記載で、いくらになるのか、本当にかかるのかわからないのである。
送料無料とかいているのに離島は別料金だったりする。ついでにいうと、別料金仲間は、北海道・沖縄だ。この北海道・沖縄・離島は別料金扱いが多い。
あとからメールで「○○○円かかります」とくるから面倒だ。もちろんそういうところはキャンセルだ。
もちろん、アマゾンの送料無料は送料無料である。ありがたい。ロハコも一度離島料金を発生させていたが、今はなくなっているようだ。
実際、個人でヤマトや郵便局で荷物を発送しても離島料金なんてとられず、島根県からの発送扱いだ。
唯一、佐川急便は中継料金をとられるのでとても高い。送ったことはないが、佐川急便で鳥取からふつうに発送されてきた着払い料金に耳を疑った。普通の料金にプラス1200円ぐらいもかかっているのだ。
仕事でオンラインストアを開設したことがあるからわかるのだが、離島料金とか一律500円とかはその店できめているのであって、ヤマトや郵便局は関与しないところだ。
次点 めったにないけどコンビニ支払用の紙
コンビニないんだよ。どこで支払ったらいいの?って。笑