【隠岐 海士町】東京より断然手軽!離島で2歳娘のパスポートを取ってみた

離島で不便なことは山ほどある(もう不便だとは思わなくなったけど。イヤ、最初からそんなに不便だとも思わなかったけど)。

例えば、運転免許証は隣の島の警察で更新(これは楽な方かもしれない)。

ナンバープレートを変えようと思えば本土の松江までいなくてはいけない(でも、島の車設備屋さんで1万円ぐらいでやってくれるらしい)。

子どもを服を買おうにも西松屋に行くのでもフェリーで3時間(ネットで買えるけど)。

しかし、ことパスポートに関してはとっても楽ちん。町役場で取れるのだ。

この記事のもくじ

つまりどういうことかと言えば…

町役場で取れるんです!(笑)車で7分の所。近っ!

離島の町役場はいろんな機能を背負っています。なんせ普通なら車で日帰りできるような県庁所在地にある公的な場所に、海をわたっていかなければいけないのだから。下手したら1泊とかありですから。

いろいろな機能を担ってくれる、よくできたシステムです。

東京でパスポート取っていたのですが、新宿の都庁が駅から遠いし,混んでるし、また取りに行くのもめんどいわと思っていました。

パスポート以外でも恩恵を受けているなと思ったのは、ハローワーク。失業保険をもらう手続きは一回目だけ隣のフェリーで1時間かかる島(島後)へ行かなくてはいけませんが、それ以降の月1回通うのは町役場でいいんです。近っ!

それも、冬の高速艇が動かなくなって日帰りできない日は出張ハローワークということで、更に近いとなりの島、フェリーで15分の島に月1回やってきてくれるのです。離職するなら断然冬がいい。

ハローワークも、東京では立川と渋谷のハローワークにお世話になりましたが、わざわざ行くのがめんどくさかった。混んでるし。高知では山奥に住んでいたので海の方まで出なくちゃいけなくて車で1時間はかかっていたな。空いてたけど。

その他でも、免許の更新もフェリーで15分の隣の島の警察に行くのですが、それでも近いと思います。

それも免許証はその場で発行されず、現免許証が1週間ぐらい延長されるはんこをおしてくれて、1週間後に近くの自分の島の警察に取りに行くというシステム。あやうく取りに行くのを忘れそうでしたよ。

娘(2歳)の場合

なにか特別なことがあるかと言えば、特に特別なことはないんです。

外務省のサイト

パスポートの申請から受領まで(初めてパスポートを申請するとき等の例)

こちらを見ればだいたいわかります。便利なことに、PCで記入してPDFでダウンロードしてプリントってこともできます。私は手書きはよく間違うので入力の方が好きなんです。

普通にめんどうなことといえば…

戸籍謄本を取り寄せなければいけない。

基本的なことですが、戸籍謄本は住民票と違うので戸籍があるところで発行してもらわなければいけない。

出産のときの手続きを夫がしてくれたこともあり、うちは娘の戸籍どこだったかな〜と役場の人に聞いたら、やっぱり東京でした。(親二人が東京なんだから当たり前だけど)

世田谷区は慣れたもので郵送で取り寄せというサイトがちゃんとあるので、そこで郵便で取り寄せです。(このご時世…)

子どもだから困ったことで言えば…

5)申請者本人に間違いないことを確認できる書類

(ア)1点で良い書類(一部のみ掲載)
マイナンバーカード(個人番号カード。通知カードは不可。),運転免許証,船員手帳など
(イ)2点必要な書類((ア)の書類がない場合)
AとBの各1点,又はAから2点を提示してください。

A 健康保険証,国民健康保険証,共済組合員証,船員保険証,後期高齢者医療被保険者証,国民年金証書(手帳),厚生年金証書,船員保険年金証書,恩給証書,共済年金証書,印鑑登録証明書(この場合は登録した印鑑も必要です)等
B 次の内写真が貼ってあるもの
学生証,会社の身分証明書,公の機関が発行した資格証明書等

大人は車の免許書が一点あるからいいんですが、子どもはない。

うちはマイナンバーも通知カードしかなく、保険証は住所記載のものがあったからよかったものの、あと一点がないぞと焦りました。

そして、グーグルさんで探すと「医療費受給資格者証」でもよいとのことでした。一安心。

写真はどうするの? 

写真屋さんもなければ、よく駅にある写真を撮る機械もない(隣の島には機械はある)。

私は、元々紙のデザインの仕事をしていたので、イラストレーターとフォトショップがあれば簡単にできます。いい写真があれば、いまならたぶんパワポでもできますよ。

指定の写真サイズに写真を拡大縮小して、紙を普通の紙で出しちゃいました。

写真が普通の紙というのには、町役場のパスポート申請が初だという新人君も戸惑っていましたが、なんと私は東京でも同じように普通の紙、なおかつ、画像荒いで申請してみたらできてきました。(画像が荒すぎて本当にこれでいいんですか?と受付の人が心配していたぐらい)

なので、新人君にも「この普通の紙で前も申請したけど大丈夫だったよ!」と一言添えると受理してくれました。

写真での注意点は、外務省のパスポートのパスポート申請用写真の規格にはぱっと見気づかなかったことですが、背景が濃い色ではダメだということ。

元データがこれだったので背景を茶色にしたまま提出。

背景に他のものが入っているのはphotshopで消したのですが、背景が暗すぎるとNG。

なので、急いで背景を白にして提出。photshopだったらこれも簡単。(私はphotshop技術があまりよくないので、髪の毛が自然にできなかったのですが…)

パスポートの写真が必要であればお任せください!(←なんだか違うアピールになっている)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする