【レビュー】1年続けたSTEAM教育教材『ワンダーボックス』 止めました

また止めた話です。

世の中おすすめ!っていう内容が多いのに、続けられない話ばかりなのが、なかなか残念。

古い話ですが、おもちゃのレンタル『トイサブ』を止めた話はこちら。

けっこう好評で台湾にも進出したらしいもちゃ定額制レンタル『トイサブ!』ですが、レンタルするのをやめちゃいました。初めて借りた様子や不便だなと...

ワンダーボックスとの出会いは、ある日fakebookの広告にでてきました。STEAM教育がとても気になっていたので、すぐ飛びつきました。

広告に釣られましたが、興味がある全然知らないいいものに出会えることに、広告だって悪くはないと思ってます。

STEAM教育とは

出典:STEAM JAPAN

うちの子を知っている人なら、「?」と思うでしょう。

うちの娘はどうもこっち系ではない。アートぐらいかな。それに技術が伴うかもしれない。

母も理数系ではないのに好きなんです。憧れてるんです、こっち系に。更に「横断的に学ぶ」という言葉にすぐやられちゃいます。

算数や国語など教科に特化する教材には興味がなく、長い目で見て考える力が養えそうなものに興味があるんです。楽しみながらっていうのも不可欠。

『ワンダーボックス』とは

うたい文句はこちら。

プログラミング・数理パズル・アート・理科実験
“遊び”感覚で学べるSTEAM教材で
思考力と創造力を育む、現代型の通信教育

出典:ワンダーボックス

簡単に言うと、一ヶ月に一回アプリが更新されて、キットが届くというもの。

詳しくは上のサイトで。教材だけ見ていると良さげに見えました。

また、無理して全部やるのではなくて好きなモノから好きなのをやればいいんだよというのも、(私の思想に)合ってました。

娘、小学校に入り3チャン(Eテレ)を解禁したので、放課後児童クラブから帰ってきて、ご飯食べるまでの45分がテレビにどっぷりなので、ワンダーボックスしてくれたらいいのになと思ってました。

そして、このためにわざわざiPadも買ってしまいました。それも娘のアカウントを作って…。

娘の反応は…

アプリについて

食いつきはよかったです。最初の方は毎日やってました。

30分など時間制限がかけれるので、30分ぐらいならいいだろうと思ってました。

しかし、そのうち存在を忘れているよう…、iPadに手が伸びません。

毎月アプリを更新するために、キットが入ったボックスといっしょに謎解きのキーワードが届くので、なんとか更新を忘れないように、謎をいっしょに解いてキーワードを打ち込ませました。

1年一括支払いにしていて、途中解約しても返金があるのですが、めんどくさいから1年は続けてみましたが、1年経って月1回か2回ぐらいしかしないので、もう止めようと思いました。

娘はアートものや対戦ものとあとなんか…を好んでやってましたが、アートものは自分で絵を描いたらいいし、対戦ものは母とトランプやUNOをやったらいいじゃないかと思いました。

あとなんか…は、母は名前が覚えられないんですよ。

いろいろゲーム感覚でできるものはいっぱいあって、保護者にアンケートがくるんだけど、名前が覚えられないし、娘が何を好んでやっているのか、把握できない。

デジタルで管理しているんだから、この子はこれが好きなんだろうということがシステムでわかると思うのだけど。

そして、そのデジタルのくせに娘がその対戦やらなんかを、どのぐらい、何回、何時間やったのかを親は一目で見ることはできなかった気がします。

「挑戦の記録」っていうのがあったけど、○○をクリアしたみたいな子供だましなものだけ。

いちいちボタン押してみなくちゃいけないこともあって、押してみたところで全くやってなかったり、そもそもどんなゲームかもわからなかったので、私は全然見てなった。

どのゲームを何時間やってるかのか、何回やっているのか、一目でわかるようなのがあれば、保護者用の記録も見ごたえもあったかも。

キットについて

娘は全くやらなかった。トホホ。

ゴミと化してます。サーキュラエコノミーとかの本を読んでいたので悲しいばかり。

最初はいっしょにやってみたりしてました。私がいっしょにだったらやってくれました。

置いとくだけなら全くやりません。

親子コミュニケーションでいっしょにするのは良いかもしれないけれど、私に時間がない…。

そもそも、私が全体的にあんまり好きじゃない。

具体的には…、例えばかわいらしい積み木が10個ぐらい届いて、本がついてきて、これと同じように作ってみよう というパターンがあったとしたら…。

私といっしょに本に沿って最初はやってましたが、そのうち自分のオリジナルに走ってました。

他の教材でも、違うものを熱心に作って、リカちゃんといっしょに遊ばせたりリカちゃんの道具になってました。

オリジナルあふれ、創造力や想像力があるじゃないか!と母は感心してしまいました。

結局、キットに関しては…、なんかね、この通りにつくりましょう!やってみましょう!みたいなお手本があってそれをその通りに作っていくものだけど…。つまらない。

もちろん「道」がつくもの、書道や剣道や様々なことはその型をまず覚えてなんぼというのは理解してます。でも、ここじゃない。

娘は、ずっと自分の思うものを、思うように作って遊んできた子だから、お手本なんてあった試しがない短い人生で「そりゃ、やらんわ。」とつくづく思いました。

結局は…

本当に本末転倒だけど、最近気づいたのがSTEAM教育って新しいこと言ってそうで、実はちゃんと生活することでよっぽど学べるということ。

例えば、料理…。

私は自分が親と料理をしてなかったし、料理が好きでないこともあり、邪魔されずやりたいので、ほとんどいっしょにしません。できません。

しかし、料理は何を作るかを考え(想像)、ものを量り(私は量らないことが多いけど数学)…、ものを切り(技術)、道具を使い(工学)、焼いたり煮たり(科学)、できあがり(芸術)と、STEAMをすべて網羅してます。

家事全般・丁寧な生活が実はいろいろあてはまるのだと思います。

なんでも学校や保育園に任せにせず、料理や掃除、モノを作ることなどほんとは生活にまつわることをちゃんとやればいいんでしょうね~とつくづく思いました。

いろいろ無駄なゴミをだすことになったり、高い買い物でしたが、iPadはまあまあ重宝しているし、やってみないとわからないし、ということでしょうがないかな。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする