「図鑑があるお家の子は頭がよくなる」なんてフレーズが気になって図鑑を買ってみました。
この記事のもくじ
経緯と検討した2冊
買おうと思ったのがやっぱり私の家にも図鑑があったから。
たぶんかなり大きい子向けもしくは大人向けで、字は小さいが写真や絵が多彩で姉のモノだったのでこっそりよく見ていました。
ラファエロの聖母マリアの絵をはじめて図鑑の小さな写真で見たときは、「こんな美しい絵があるんだ!」と感動したし、太陽が大きくなっていていつか地球を飲み込みということに怖さをかんじたものです。
そんなことから、子ども図鑑はいらないなと思っていてリアルな大人向けが欲しいと思っていました。
しかし、私が実家でみていた図鑑たちはいったい何だったのかは、捨てられてしまったため不明。調べてみたらどうも今はそんなものは売られていなさそう。
ということで、調べて、まだ子どもは3歳になったばかりだったので、1冊でまとめて書いてあるようなものにしようと思ったわけです。
そこで見つけたのがこちら二つ。
残念ながら、島のちいさすぎる本屋にはもちろん置いてないので中身がみられない。
本土の大きな本屋では、封をされていて中身が見られない。
島のすてきな図書館にもなかった。リクエストすれば入れてもらえるけれどちょっと遠慮してしまいました。
『こども大図鑑 なんでも!いっぱい!』の方には、糸井重里さんのこんなコメントがついている。
この本はとてもいい。
本当にいい。本気でいいと思う。
他の人が買ったのがうらやましい。
自分も買うことを決めました。
それに尽きます
どっちがいいんだろうと、迷って、迷って、ピクチャーペディアのスミソニアン監修という言葉に魅せられて、Amazonのレビューも好評だし、最初にみつけたのもスミソニアンだったので購入しました。
娘の反応は…
娘、3歳過ぎ。
Amazonの購入レビューには「よく見ています!」「よかったです!」とあるのだけど、娘まったく興味なし。悲しい。
彼女は目下ディズニープリンセスにはまり中なので。そんなもんかと。それでもずっと手に取れるところに置いておきました。
三歳半ぐらい、なぜだか忘れたけれど、手に取ってページをめくりながら名称を黙々と言ってました。「船、車、キジ(鳥のページ)、パン、りんご」などなど。(島にはキジがたくさんいて道路を走っているのをよく見かける)
子どもが、興味がでたときに見てくれたらいいやと思っているので、使用頻度が少ないことには、そんなに残念ではないのですが…。
親の私がとっても残念に思ったことがありました。これはなかなか致命的でした。
思わぬ残念だったこと
なんせAmazonのレビューがいいものだから、写真だってきれだし、スミソニアンだし(もとグラフィックデザイナーなので美しさのこだわりが、美術館や博物館大好き)、大丈夫、間違いないだろうと買ったのですが…、残念なこと。
それは、西洋のモノだったということ!
そう、世界地図が日本が真ん中じゃない!
そう歴史が西洋!お洋服の歴史がドレス!着物じゃない。
果物も知らない果物ある!なじみない!
なんじゃこりゃ!
いや当たり前なんです。ちょっと考えたらわかることなんです。
レビューには書かれていないので、みんな気にならないんでしょうね。
私は、まず自分の地域のことや文化を知り、それから外国でいいと思っているんです。
世界地図は、日本が真ん中がいいです。極東の日本と実感するのはまだ先でいいんですよ。
やっぱり身近なスズメやハトからでいい。
なじみのないプルーンや洋梨より、よく手に取って食べているみかんやびわなんか知っている果物からいきたい。
アマゾンの超絶カラフルな蝶より、庭を飛んでいるモンシロチョウやアゲハチョウから見てほしい。
実体験をして本を見て一致するってことを感じてほしい。
そんなにたいしたことないかもしれないのですが、私にはすごく残念でした。
追記2021.1.17
上にあげた糸井重里さんが帯を書いているという『こども大図鑑 なんでも!いっぱい!』を閲覧することができました。
こんな感じ。
私にとって重要な部分の地図。意外と雑…。
鳥の部分。ピクチャーペディアと同じ感じ。
さらりと見ただけだったのですが、軍配は、ピクチャーペディア!買ってよかったかな。