【隠岐 海士町】島暮らしがとても楽しいわけ

2020年・2021年はコロナで島のイベントがなくなり、いろいろ変わったところもあるけれど、とりあえず島暮らしの楽しいと思っていることや気に入っていることをつらつらと。

選択肢の少なさ・無駄のなさ

ないものもないので、なにもすることがない…。という訳ではなく。

田んぼをやっていたら草刈は2週間に1回あったり、島なのに(←これ余計)おもしろそうなイベントやワークショップがたくさんある。

夏には、毎週各地区に大祭りで神輿や獅子が出る年もある。

綱引きだ、ソフトボールだと地区対抗の本気の試合がある。

夏と秋には島をあげての大きなイベントがあり、島のおいしいものの屋台がでる。

夏にはなぜか町役場主催のビアガーデンがあり屋台がでる。地区開催の大がかりなイベントもある。各地区盆踊りも残っている。

これは私の趣向のところが大きいけれど、毎月楽しんでいた。

選択肢がない良さとは

そう、今日はこのイベントだから行こうとか、今日は草刈だ でおわる。

私はどこそこで〇〇やっている~行ってみたい!あそこの新しいお店行きたい!という性格なので、なにかと調べて行く。

楽しんでいるけど、この労力けっこうたいへん。調べて、決めて、調べて、決めて…。

それがもう調べなくても、これしかないみたいな…楽です。

買い物に行くところも、島の商店しかない。商店は11店舗ぐらいあるのだけど、結局近さや買うものによって選択肢も少ない。

隣の島にいく用事があればとなりの島のスーパーに行くけれど、安いけど、売り場が暗く全然心躍らない。だから行くのが億劫なくらい。

私は四国の山の中にも住んでいてた。今は離島に住んでいるけれど、同じ僻地でも地続きの僻地と、離島の僻地はこんなに違うのかと感じている。

四国の山の中では、地続きでどこまでもいける。

わたしのどこそこに○○がある!というサーチが、四国全部に広がってしまい、収拾ができず。それも片道車で2時間とか軽く。これは疲れる。

そういう意味では、すべてのことが島の中で完結するので、とても楽。すべてが近い。そういう意味では次の無駄がないにもつながる。

無駄がない良さとは

日々の買い物が嫌い。行きたくないけれど、買わなくちゃ行けないから行かなくちゃみたいな。

イオンもなければ、コンビニもない。

本土に住んでいたらもしかしたら、下手な時間つぶしのために行ってたり、買うものがあるから行かなくちゃとなる場所に、ないから行くこともできない。

(西松屋はまあまあ好きだけど、イオンやコンビニがすきではない。でも東京で住んでいたころはコンビニぷらりと寄ってたなと)

食材の買い物はネットでオイシックスか小さな商店。ネットがメイン。実物が見れないのは残念だがなんとかなる。

なにもないから、ちょっと見て買う、ちょっと行って買う、ということができず、嘆く人も多いけれど、私は十分いいかなと思っている。

着付け教室に通っているので、着物を着ていく場所(美術館とか観劇とか)がないのはちょっと嘆かわしいぐらい。

そういえば、東京23区とかのスーパーやドラッグストアは小さくてキュッとしていてまだよかったけれど、地方のはデカすぎる。

イオンに行って、そういえば電池を買わなくちゃと思ったときに、この広い売り場の中から電池を探すのかと途方に暮れた。

それも最近、イオンにいく機会があったのでよく見てみると、種類が少ない。おもちゃとか耐熱容器とか、なんか種類が少なくてたくさんあるだけ、これ選べれないやん!と腹が立った。(本土は選べるから楽しいと思っている)

東急ハンズとかの発想だから違ってくるのかと気づいたけれど。

年間多種多様なイベントが楽しい

これは私が香川の一地方出身だから感じるのかもしれないけれど、文化的なこと、祭りなんかが田舎は減っていて、田舎なのに田舎らしさみたいなことがなくなってきている。けれど、島には残っている。貴重。

そして、小さな島のイベントたちがじわじわと楽しくなってくる。

東京に数10年住んでいたので、モノにあふれんばかりのところだったためか、最初は規模の小ささにもの足りなさを感じた。

しかし、じわじわ来た。住んで9年目になるが、いろんなイベントが楽しみでしょうがない!

綱引きやソフトボール大会も来た当初なぜやっているのか?意味わからん。と、さえ思っていたけど、どこのチームがどうだとか、人を知ってくるととても面白くなってくる。

運動会は最大4個でた年もあった。娘の保育園の運動会・住んでいる地区の運動会・校区(小学校)運動会・仕事場のお山の運動会。さすがにこの年は運動会疲れした気がするが、それでも楽しかった。

コロナ渦でいろいろなイベントが中止が続いたこの2年、どれだけがっかりしたか。

来た頃から6年ぐらいは田んぼをやっていた。がっつり草刈までやっていた年から、お手伝いし程度だったり。

たまたまだけどコロナと同時期に田んぼも止めてしまったので、イベントもなくなり、田んぼもなくなり土日は娘となにをしようと途方にくれたものだった。

ということで、懐かしい主なイベント。

4月
・綱引き大会

・お大師さん(弘法大師の誕生日(旧暦)に各地区のお大師さんでごはんをふるまう)

5月
・田植え(たんぼをしている人は)

6月
・ソフトボール大会

7月
・各地区大祭り(獅子と天狗(先払い)楽器隊が道を歩く)
写真下は中里地区。トップの画像は宇受賀地区

・崎地区 納涼祭
・役場主催 ビアガーデン

8月
・各地区盆踊り
・キンニャモニャ祭り

9月
・稲刈り

10月
・校区運動会
・こども相撲大会
・各地区運動会
・健康フェア

11月
・食の感謝祭
・ボランティア祭
・産業文化祭

12月
・図書館フェア
・あまマーレクリスマスイベント

1月
・恵比須祭(十日戎)
・どんと焼き

2月
・あまマーレ感謝祭

3月
・キンニャモニャ創業祭

※途中から力尽き写真は割愛(イベントだけのトピックをたてようと思う)

島のマルシェ「まるどマーケット」

最近(2021年2月~)、「まるどマーケット」という第一土曜日にマーケットがおこなわれるようになった。

フランスに短期行っていた方が、「島にもマルシェが欲しい」とつぶやいたことから、あれよあれよと実現に向かったよう。

場所はいろいろで、夏の間はエントーというホテルの敷地で夕方したりしている。

コーヒースタンド(島にはテイクアウトできるコーヒー屋はない)、ケーキやインドカレーなど普段買えないものが月1回楽しめるようになった。これは活気的だ!

食に関する楽しみはキンニャモニャ祭りか産業文化祭、もしくはあまマーレのイベント不定期ぐらいでしか楽しめなかったものが、毎月出展者や販売品が変化しながら続けてくれている。

地区イベントは住むところで変わる

私が住んでいる地区はほどよくイベントも少なく、ほどよくほっといてくれていた。

老人が多いせいかもしれない。若い世代が少ないので、他の地区である婦人会など昔ながらのものがなくなっている。

子ども会も1家族だけがやっていたのだけど、最近子どもたちが増えてきて、新しいことをやっている。3歳の頃からいれてもらえていた。

例えば、ハロウィンとか。クリスマス会も最低限用意。ケーキやパンケーキを当日手作りするのは子どもだったり。

これやりたい!と若い親たちが言いだせば、新しいことだけど手伝ってくれる地元のおじさんがいる。寛容である。

私が住んでいる地区は島でも僻地と言われている。それでもほそぼそとイベントをしている。その中で大好きなのが盆踊り。

少しの提灯のあかりだけで薄暗い中、ビールや焼き鳥やおやつがふるまわれ、やぐらも小さくけど組まれているのでその周りを踊る。ものすごいこじんまりしいる。けど、すごい好き。

お盆に実家に帰る習慣がなかったので、ずっと参加していたけれど、ここ2年はコロナで開催されず。

わたしもライフスタイルがかわり、お盆に仕事が休みになってしまい、じゃ~祖父母に孫の顔を見せに帰るかと帰るようになり、今年(2022年)参加できないのが無念である。

気軽な感じの知っている人が多いのがちょうどよい

私は、すごい人見知りで、あまり人に興味がない。

なので、プライベートではなかなか知り合いができなかった東京暮らし。

仕事ではプライベートとは反対に誰とでも話せるが、仕事というネタがあるからである。

島でも、いっしょにどこそこ行こうという人はほとんどいないけれど、それでもイベントでちょっと会ったり、お店でちょっと会ったり。

会ったついでにちょっとおしゃべりしたり。これがちょうどいい。

なにかしらの知り合いが自然と増える。

近所の人ももちろん知っている。隣に住んでいる人を知らない東京と大違いだ。

東京に住んでいた頃は、まわりに住んでいる人がどんな人だかもわからないことが、とても気持ち悪かったので、ほっとしている。

島で住むことは、人によれば、監視されているみたいだという人もいる。確かに、隣のおばあさまは「昨日は遅かったね」とか「どこ行ってたの?」と会えば聞かれたりするが、私は気にならない。

休みの日、朝に会うと「どこいくの?」と聞かれるが正直に話している。長期不在のときは「里に帰っとたかね?」と聞かれることも、そういやじゃない。

全てが近い

島の中ですべてを完結する生活をしている。車移動が基本ではあるけれど、すべてがだいたい15分で行ける。最大でも25分。

私が住んでいるのは島でもやや僻地扱いされるところでこれだ。

島には信号が点滅信号一つしかない。一旦停止で止まることも数回しかないので、道路を選べば車が止まることなく目的地についてしまう。

この生活をしていると、もう本土に戻れない。信号で待つのが苦痛。30分以上の運転が苦痛。

そもそも私の実家は香川だ。日本で一番小さい県である。住んでいた頃から最大車で1時間。すごく遠くに来たねというかんじで、だいたい30分でこと足りる。

本土に行くと、松江と出雲が地図上ではこんなもんかと思っていたけど遠かったりする。出雲市内なのに移動40分とか軽く行く。江津や浜田、益田に行こうとするともっと遠い…。

景観が美しい

本当にいい!田んぼと山と赤や黒の屋根瓦の家の景観。変な看板や変な建物がない。

本土に行くとあんまりキレイじゃない。サイズも色もバラバラ。ごちゃごちゃ。そんなに街でもないところ地方の市がつく町には、なんだかなと思う建物や看板やネオンがある。好きじゃない。

島は車を運転しているだけで気持ちがいい。どの季節もいい。

冬の茶色い世界がたまに雪で白い世界に。4月末ぐらいからやっと新緑が見えてうきうきする感じ、黄緑の世界から、夏の濃い緑の世界。そして空と海の青さの変化。

秋の田んぼの実りの季節から紅葉にうつり徐々に色がなくなっていく。毎年毎年見ているはずなのに飽きない。毎年見ているはずなに、もうこんな季節なのか~とはっとしたりする。

恐ろしいことに、島から2日ぐらいでただけなのに島が恋しくなる始末だ。

と、つらつらとコロナ前の島の様子やら気に入っていることをつらつらと書いてみたが、島暮らし、要は考え方次第なんじゃないと思う!

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