【隠岐 海士町】冬の生活。船は止まる。雪がたまに積もる。

今年は雪が20cmばかり積もりました。3年ぶりの大雪。大雪と言ってもこの程度なんだけど。

船が止まる

隠岐諸島という島根県沖、日本海の離島に住んでいる。隠岐汽船というフェリーと高速艇が本土との足になる。

まず、その隠岐汽船の欠航条件。

フェリー欠航 波5~6mぐらい 
高速艇欠航 波3mぐらい

と言われている。あくまでも言われているのあって、公式サイトにはどこにも書かれていないという。

島の人がそう言っていて、もう島じゃ常識となっている。あらためて書いてみたら「一瞬、えっ、これ島伝説!」と思ってしまったが、それにしても信憑性が高く、島の人の経験則といえる。

欠航については、プラス風の状態次第もあるので、波が4mでも風が強すぎるとフェリーが欠航することもあり、まことしやかに噂されているのは、船長次第らしいと。

簡単な波予報なら、Yahoo!の波予報を見てます。3日後しか見れないのですが…。

本気の波予報はこちらです。沿岸波浪予報

フェリー欠航は、長く住んでいる人も読み違えることがあるぐらい難しい。

当日にならないとわからない(わからなかった)。当日朝も動いたし、「昼からもこの波の感じだとたぶん動く」と、漁師さんたちが予測していたのにかかわらず、欠航という肩すかしをくらったこともある。

最近では、な、なんと確実に全便欠航の日は、前日に欠航というアナウンスが流れます。7年住んでいて初めてです。画期的です!

時化だ。風が強い。欠航だ!は、住んでいると慣れてくる。

冬は、欠航の町内放送が風物詩。だれも風物詩だと思っていないけれど、ひそかに思っている。

それぐらいよく止まる。止まってなにが困るのか。実際、島外に行く予定がなければなんら困らない。欠航ということにも興味がなくなる。

特に冬は欠航がおおいし、乗っても揺れて気持ち悪いし、高速艇は休業だし、フェリーだって3隻動いているところが冬は2隻しか動かず、とても不便なダイヤなので、外に行こうとおもわない。

島外に行く予定があると困る。スケジュールが大幅にずれて、早めに島を出るとか、いつになっても島に帰れない。予定外の前後1泊が普通。

本土から出る船が止まるときは、だいたい内航船、島から島へ動く船も欠航になる。

それはどういうことかというと、予定していた隣の島の通院ができないとか、通勤ができないから、お仕事が休みとかだ。

欠航で仕事休み…、よくそれで回っているなと東京で仕事した頃なら思っただろうけれど、それを前提で回しているのでしょうね。ほんとすごい。

島の内航船が欠航になると、三島から通う高校生がいる高校も休みになるという。驚きだ。

島内の商店から、商品がなくなっていくけれど、欠航はだいたい最大でも2日程度などでなんとか大丈夫。

そういえば、欠航の日に島のお魚屋さんに行ったら魚が全くなかった。あたりまえなんだけどつい忘れてしまう。漁もお休みだ。

という訳で、自然の猛威を感じる島暮らし。

島の外に出る予定がなければ、ころころかわる天気予報(天気もころころかわるけど)、天気予報も見なかったりする。欠航も気にならない。

けれど、天気に関係する仕事や、島を出ることがあるとき(年末年始とか)3週間前ぐらいから天気のチェックをしたりしている。

この年末、四国の実家に帰ったとき、2・3日前にのんきに「30日大雪だって〜」と両親が言っていた。そんなことは3週間前から知ってるよ。それだから早く帰ったんだから。

もちろん、そのときは四国では全く雪が降らず、隠岐・山陰、イヤ日本海側は大雪でした。

大雪がたまに来る

2018年の1月・2月の大雪が30年ぶりぐらいだと騒がれた。50センチぐらい積もった。日本全国でも大雪の年だった。

その30年ぶりと言われた大雪に続き、それから3年ぶり2021年も大雪。20センチぐらい積もった。3年前の比ではないけど。

降らない年は本当に降らず、積もっても1・2センチ程度。風ですぐ雪がなくなってしまう。そんな雪は雪遊びもできないので非常に残念な感じ。

日本海の離島なので、新潟や富山や島根が大雪ってときは、島も大雪。もちろん新潟や富山の比ではない。少ない方だ。

しかし、積もる。運転など雪に慣れてなければやっぱりおどおどしてしまう。

タイヤだって雪専用のスタッドレスタイヤが必要だ。太陽の国(四国や大阪、東京)に済んでいたので、37年間スタッドレスタイヤなんて聞いたこともなかった。

特に島でも山越えがある地域は、冬になるとスタッドレスタイヤに変えるのが普通だ。

とうとう私も今年、大家さんに聞きながらタイヤを自分で変えられるようになった。

雪道だって一回調子に乗って田んぼに落としたけれど、慣れたものだ。滑らず運転できるスタッドレスタイヤってすばらしいと思った。

ちなみに、雪が積もるたびに田んぼに落としたことを言われるので、なかなか人の記憶とは消去してくれないものだ。

住んでいる場所によりけりで、スタッドレスタイヤにしても二駆では上れない山道や坂がある。四駆がまちがいない。

しかし、わたしは山越えがあるのにかかわらず、年に数回降るか降らないかの雪だからと渋って二駆を買ってしまった。最近の車は二駆と四駆が切り替えがあるのを知らなかったからなんだけど。

50センチの大雪が降ったときはさすがに除雪も間に合わず、本当に家から出れなくなった。本道には除雪がはいっていけそうだけど、本道までいく小さな道を除雪していなかったら、もののみごとに1mで止まった。除雪大事。

それでも二駆チェーンをつけて山越えをしている車を見て、とうとうチェーンを車載した。今年の20センチ雪では、峠で止まったらチェーンつけようと思っていたので、なんだか気持ち楽だった。

ちなみに、雪が積もっている場所と積もってない場所の差が大きいので、チェーンをつけている車は見たことがない。みんなたぶん四駆。

それでも、子どもたちは、ソリで遊んだり、カマクラを作ったり、それなりに楽しんでいます。

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