ひげづらのおじさんが主役の本です。
私はほとんど図書館で絵本を借りてます。離島の図書館ですが絵本も充実して嬉しいです。
本は読む方なのですが絵本についてはとても疎く、大好きな絵本は?と聞かれても困る人間です。
これは思いおこせば、自分が絵本を買ってもらった記憶がない、姉の本はたくさんあるけれど、自分の本はないという苦い記憶。子育てっていらないことまで思い出して恐ろしいと思いました。
はい。余談でした。
絵本に疎いので、とてもベタですが福音館書店『こどものとも』を愛読しています。
毎月新作が読めます。毎月系統が全然違う絵本がでてくるのでおもしろいです。私の好みにかたよらず読めます。私があまり気に入ってなくても、娘は気に入ったりしています。
『こどものとも』は、人気があれば正規の絵本になるようで、この「ごぶごぶ ごぼごぼ」も最初は「こどものとも」だったので驚きました。
『こどものとも0, 1, 2』『こどものとも 年少版』『こどものとも年中向き』『こどものとも』と四段階に分かれています。
うちの子、現在1歳10ヶ月ですが1歳半ぐらいから年少版も全然いけるようになってきたので、見るようにしてました。
そして見つけたのが、ひげづらのおやじ。似たような絵本が多いなと思いはじめた頃だったので、主人公が衝撃でした。
また、内容もなかなかぶっとんでいます。
タクシーに忘れ物をしたハットさん(ひげづらのおやじ)が、タクシーを追いかけるはなしなのですが、「うしさんのせてね もーもー」と牛につかまりおいかけたりして楽しいです。
言葉の語呂と、絵本の構図が楽しいんですよね。
そして、最後にでてくるタクシーの運転手、もみあげが長くてはげているおっちゃんです。絵本でこんな人でてくるんや〜と感動しました。どんなおっちゃんがでてくるかは見てのお楽しみ。