この文章は、2年前ぐらいに書いてました。いつになっても公開できずでしたが、離婚方向で悩んでいる方に向けて…。
うちの場合。
2010年に結婚して2021年に離婚しました。
2016年待望の赤子を授かったのですがそこから不穏な空気が…。
2017年・2018年に毎年1回は私が大爆発していて、態度を改めるだろう、不穏なお知らせはもうなくなるだろうと思っていた2019年10月に致命的な事件が勃発。
仏の顔も三度まで。過去2回のいさかいはなんだったんだ!なにも反省してないのか!そもそも3年の間、嘘まみれで真実さえ伝えらてなかったことにも大ショック。
ずっと信じてやってきた信頼が全くなくなり、やってられないとなり…。
2020年1月 別居
2020年10月 離婚の手続き開始
2021年1月 離婚
うちの場合は、私から離婚をしました。なので、『自分から離婚をした』『離婚をされた』では立場や考え方が全然違うかもしれませんが…。
この記事のもくじ
離婚前までにしたこと
手続きのことなどは他のサイトで調べてくださいね。
心のありようの話。
一生一緒に過ごすんだと思って信じていた人の数年にわたる裏切りはなかなかのものでした。私の場合。
悩まないようにする = 不毛なことは考えないようにする
いろいろ頭の中で考えてしまいます。
私が悪かったのか?いやいや、なぜあのとき早くきづかなかったのか、どうしよう…、繰り返す思考。負のスパイラルに入りやすい。更に苦しくなる。
そんなときは、「悩まない!」
「悩む」と「考る」の違いは、「悩む」は答えがない、「考える」は答えをだす。
考えない!と最初書いたけど、違う、悩まない。不毛なことは考えないようにするのです。
心にも頭にもこれが一番です。
ぐるぐる答えのないこと、答えを出せないことを考え始めたら、そんな自分に気づくこと、まず考えることを一度止めること!これが一番。
ホ・ポノポノはとてもいいです。
えー!なにこれ!と思っていましたが、唱え出すと嫌でも思考が唱えることにいって不毛な考えから逃げれます。私は本で読んだのですがこんな感じ。
ホ・オポノポノは昔からハワイに伝わる問題解決法です。太古からの記憶が私たちの潜在意識に蓄積され、その記憶が感情や思考となって表れると考えています。
これを進化させたものが「SITH(セルフアイデンティティ スルー)ホ・オポノポノ」です。感情や思考を自分の力で消去して、きれいに「クリーニング」することで問題を解決します。
「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」という4つの言葉を唱えるなど、とても簡単な問題解決法です
だいたい、過去のことを考えても変えようがない。
そして未来のことを考えてもわからない!
離婚したら、子どもがかわいそうとか、誰かになにか言われるとか…。
考えはじめて負のスパイラルに入ったら、即、考えるのを止めよう!
書いて発散、話して発散
書くとすっきりします。話してもすっきりできるかも。
話す相手に注意なのは、批判や批評をされて自分を責められているような気分になれば、その相手には話さない方が絶対いい。メンタルが下がるので。
私は、携帯で書いていたせいか何度同じような文章を書きました。
たぶん、紙にペンで書いた方がいいです。
これは、教育関係の人が話していたのですが、やはり紙とペンで書いていた時代が長すぎるので、人はそれに脳が適用していると。
私も、携帯でメモを取っていた時期がありましたが、すぐ忘れてしまうので、元通りに紙に書くようになりました。
話がそれました。
私は、大事件勃発まえの2年間、だれも相談できなかったので苦しかった。
夫の汚点を話すことだったり、夫の文句を外で言うことを良しとしてなかったから。
さすがに大事件勃発前には不穏すぎて話していました。事件勃発したときは耐えられず家を出て話を聞いてもらいましましたが…。
自分が大事、自分の幸せはなにか。人のことは気にしない
大事件勃発後、私は夫と口をきいてません。全く無視です。
夫は謝っていましたが、数日経っても数週間経っても約束したことを全く実行しないので更に私は怒りしかない。
更に、夫は無口な人なのでなぜそんなことをしたかの理由も言わない。経緯を説明してと言ってもダンマリ。
両親が口をきかない。この環境、娘にどうなんだろう?と思いました。
こんな歪なことはずっと続けられない。
黒白つけたいタイプだったので、速攻離婚したかったのですが、娘がいるのでそれはなんだか…。
そうか、こんなときにちょっと距離を置く別居という便利な方法があったんだと気付きました。
そこで頭によぎったのが、別居したら…、近所の人になんか言われるかも、島の人に噂される、嫌だな…と。
でも、周りの人なんてただ言うだけなんですよ。自分のことじゃないし、毎日のことでもないし。
私は毎日のこと。毎日家に帰るのがいや。なんかせっせとご飯を作ってくれるが気持ち悪くて食べられない。
そんなご飯作る前に、約束を実行しろよ!と。
人がどう言うとか、人の目とかおいといて、自分がどうしたいか考える。
子どものこと、夫のこと、人のこと、全部あとまわし、自分がどうしたいのか。
これに答えが出ないときは考えない。そんなときは時間が味方になります。
私は3ヶ月が経ってもなにも変わらず、私の怒りも夫の不履行も、家にいることが耐えられないことも、なにも変わらないので別居に踏み切りました。
一般的な夫と違うのは、ご飯が作れて、娘の世話もできる一般的な夫と言う人より格段と家のことをする夫と別居し、私がやっていけるかという不安。
その不安さえも、この嫌悪に比べたら耐えられるという思いで別居です。
要は、「私=母が幸せでない」と「娘は幸せでないはずだ」という結論です。
娘より私の幸せが大事だ!そこに娘の幸せもあるはずだ。と。
だって、家で話をしない、話しをしたら喧嘩する、こんな家庭環境って最低。
そりゃ、夫婦2人ニコニコできればいいけれど、3ヶ月経っても無理で、このままじゃ一生無理。
じゃ、別別に暮らしてニコニコしている方がいいじゃない。
これは自信を持って言える。
あと、ほんとにね、周りからとやかく言われるんです。たぶん私や娘のことを思って。
「子どもがかわいそう」とか「そんなことで別れるのか」とか「もっとよく考えろ」だとか言われるんです。
こんなこと言われると最初はへこみました。子どもがかわいそうなのか、私が自分勝手なのか、私がダメなのかと。むちゃくちゃ心がざわつきました。そして私は苦しい。
その善意はいいのですが、結局は私の苦しみは理解されないし、結局は「我慢しなさい」なんです。
そこで最終的には、「人がとやかく言うことじゃない。私の苦しさは私しかわからないのだから、もうほっといて」という思いに至りました。
この結論をだしたら、あとは誰になんと言われようが、不安にかられることなく、ニコニコと別居を語りました。
例えば、「そんなことで別れたの?」と言われたり、「お父さんはいた方がいいのに…」とか言われたけれど、人には「そんなこと」でも私には重大なことだったし、「お父さんがいた方がいい」けど、家庭内別居なんて最悪だと思うに至ったのです。
そう、「別居を決めた私は自分の幸せのために決めたのだ」ということ、周りから理解されなくてもどうってことない!
「悩まない」「自分の幸せを大事にする」「聞き流す」
これをやったことで、私、別居して離婚に至るまで本当に仕事や生活を支障なくやれたし、全然たいへんじゃなかった。
よっぽど25歳の無職だった頃のほうが精神的には辛かった。
公正証書をつくっておく
これは離婚を経験した友人がすすめてくれました。
日本の制度では、慰謝料や養育料が法律的に保障されているものではないので、支払われなくなると終わり。
私は、一人で育てていくつもりだったし、そもそも金銭トラブルで離婚に至ったわけだし、金銭にルーズな夫を、はなから当てにしてませんでした。
「慰謝料はともかく、養育費は娘のものだから」とアドバイスされて、それもそうだと思いなおしました。
そこで、法的効果があるのが「公正証書」
事前に養育費を取り決めておき不払いがおきたら、いつでも訴えることができ、法的に徴収することができます。
各県に何か所かある公正役場でつくってもらえます。作成料金はその養育費や慰謝料でかわってきます。
海士町だと、島後に行かなくてはいけません。そこで夫と同時に書類にはんこをつくのかなりめんどくさかったです。
離婚前にやっていた方がよかったこと
元夫には、別居を解消する条件に、4回か5回ある別居の原因となったことを治すカウンセリングセミナーに行くことを課したつもりでしたが、元夫は行かずじまい。
途中、元夫がちゃんとセミナーをクリアしたらどうしよう。同居を考えなければならないのかと悩みもした。
ここでも、やっぱりわからない未来を考えるのはやめるようにしました。
結局夫はセミナーにいかず、なんの履行もされず一年放置。
途中話すも、大げんか。
娘には、喧嘩しないでね。といわれる始末。
一年放置されたので、離婚に踏み切りました。
で、なにをやっておけばよかったのか…。
第三者を交えた夫婦の話し合い。カウンセリング
えっ?こんな当たり前のこと…。
自分が渦中の真っただ中だとすっかり忘れてました。
うちの場合、2人で話すとお話にならないぐらい私が怒ります。最初から喧嘩口調です。
いままでこんなひどい口調はなかったというぐらいひどい。大人になってここまで怒って口にだすって、みじめです。
また矢継ぎ早に言葉がでて自分でも止められない。恐ろしい。
だから、一言も口をきかないまま離婚。すべてLINE。
娘のためを思うなら、話し合えよと思うけれど私はそんな段取りできるモードではない。
夫は話し合いを希望するものの、娘を誰かにみてもらう段取りをするわけでもなく、約束を実行することもない。
だから、私も段取りをしない。
話し合いのないまま離婚。
そこで、おすすめするのが(いや普通するのが…)第三者・カウンセラーなどを入れて話し合い。お子様のために。
お父さんが一緒に住んでいる方が絶対いいんだからと。
後悔しているのか?いえ、全然。
ただ、なぜ娘のために約束を実行したり、話し合いの段取りをしないのか…。本当に残念なだけです。
そう、娘と2人暮らしはなんとかやれているし楽しんでいます。
娘は、お父さんとも週2回は会えるし、娘にお父さんのことを話したり、思ったりすることをオープンしてもらえるよう、お父さんの悪口は言わないようにしています。
別居の初日、家を去るお父さんについて行き泣き崩れる3歳の娘には心を痛めましたが、いつでも約束したら行けるよ!と行き来が始まり慣れると、そういうものだとやってます。
ときどき、「お母さんと、お父さんと、いっしょに旅行したい」と心が痛くなることを娘は言うけれど、「お母さんとお父さんはけんかしちゃったでしょ。今もけんかするからできないんだよ。残念だね」と言ってます。
苗字も変わったけど、ときどき私が名前を間違ってしまうけれど、娘の方が間違えずに言えます。
子どもの順応性ってすごっ!と思ってしまいました。
追記:
ときどきなぜ離婚したのかと聞かれます。経緯を話したらあるおじさんは「俺は大きなお金を使い込んでしまったのけれど、離婚していないぞ」と。
こんなこと言われたら「我慢しない私が悪いのか」という思考になってしまうんですが、そこで効果があるのが「私がどう感じているか」「私の幸せはどこにあるのか」「許せるのか、許せないのか」とか…。
ということで、どう考えても使い込んだ人が悪いのに、離婚した嫁が我慢強くないというストーリーになりがちなときもあるので、そちらに流されて、自分を責めるようなことはしないように~。